あ~サムソンまで影響が。。。

凱旋門賞・仏G1(10月7日・ロンシャン)挑戦を予定していたメイショウサムソン(牡4歳、栗東・高橋成)が、同レースへの出走を回避することが決定した。18日、高橋成師、松本好雄オーナーが明らかにしたもの。今秋は国内の戦いに専念。満を持して来年、世界最高峰を目指して羽ばたく。

苦渋の決断だった。思考に思考を重ね、行き着いた答え。交錯した迷いを抑えつけるように、高橋成師が声を絞り出した。「結論から言って、(凱旋門賞挑戦を)断念することになりました」メイショウサムソンは16日の検査で、インフルエンザに感染していることが判明。22日の出国が不可能となり、前哨戦に予定していたフォワ賞・仏G2(9月16日・ロンシャン)への出走が絶望的となった。残された道は、本番への直行のみ-。

松本好雄オーナーと協議の結果、はじき出された結論は“撤退”だった。「(使える態勢にはあるが)本来はそういう形で挑む予定ではありませんでしたから…。一番いい形で行ってこそ、一番いい競馬ができる。そう考えていましたからね。非常に残念でなりません」。立ち向かうのは、世界の最高峰。100%のフル装備が実現して初めて、スタートラインに立てる。松本オーナーも「万全の状態で遠征して、なおかつどうだろう?というレース。めったにないチャンスですが、トラブルが続いたし、使おうとすれば馬にも負担がかかる。涙をのんで、耐え難きを耐えて決めました」。

陣営の判断は回避で一致した。今後は国内戦に目標を切り替え、調整を進めていく予定。正式なローテーションはまだもちろん決まっていないが、天皇賞・秋→ジャパンC→有馬記念の王道を歩むことになりそう。幸い現在は発症しておらず、体調面は良好。2、3日様子を見て、滞在中の美浦から、栗東トレセンへ戻る予定だ。「切り替えて、秋3走の競馬に全力を尽くして頑張りたい。今回のことを踏み台に、もう一段、磨きをかけていきたいね。次はもっといい準備ができるだろうし、行ってみたいという気持ちが強くなりましたよ」と指揮官は力強い。凱旋門賞挑戦の夢は心の奥にしまい、新たな勲章獲りに全力を注ぐ。

凱旋門賞への挑戦は期待していたんですが、残念です。しっかり準備しなければ勝つことの難しい最高峰のレースですから、夢は来年に期待してもちこしです。しかし、馬インフルエンザの影響はいろんな所で出てきました。来週の開催もやはり難しいのではないでしょか?